タイ中央銀行が7月31日発表した経済指標(速報値)によると、6月は工業生産がマイナスに転じ、民間投資も減少が続いた。一方、輸出や観光業は好調が続き、景気回復が進んだと中銀は分析した。
表示 工業生産指数(MPI)の伸び率は昨年同月比でマイナス0.2%。自動車や家電、化学品、繊維・衣料などの生産が減少。前月は1.6%のプラスだったが、2カ月ぶりにマイナスとなった。設備稼働率も61.0%に前月比で1.2ポイント低下した。
民間投資指数(PII)の伸び率は昨年同月比でマイナス0.2%。前月のマイナス0.1%から低下し、引き続き不調だった。
一方、民間消費指数(PCI)の伸び率は3.0%となり、前月の1.8%から上昇した。
輸出額は7.6%増加し、8カ月連続のプラス。輸入額も12.8%増加したが、貿易収支は41カ月連続で黒字となった。外国人旅行者数は11.4%増の271万1,000人。経常収支は33カ月連続で黒字だった。
(2017年8月1日 6:54)