米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、タイの今年の国内総生産(GDP)伸び率が3.4%になるとの予測を明らかにした。
輸出の好調などで景気回復が進んでいるとし、今年のGDP伸び率が昨年の3.2%を上回り、過去5年で最高になると予測した。ただ、民間投資や民間消費は鈍く、政情不安の懸念も残っていると分析した。
また、長期的にはGDP伸び率が低下傾向にあり、東南アジア諸国の中では低水準にあると指摘。タイの競争力が年々低下しているとの見方も示した。
製造業の投資先として東南アジアの他国の魅力が高まり、タイへの外国直接投資(FDI)が減少していることや、急速な高齢化が経済成長を押し下げている大きな要因とみている。
(2017年9月4日 6:59)