
プラユット暫定首相は11日、タイを訪問した世耕弘成経済産業相と首相府で会談し、日本企業のタイへの投資促進など経済関係を強化する方針を確認した。
暫定首相は、東部3県の産業集積を促進する東部経済回廊(EEC)計画や産業高度化への協力を要請。「最大の投資家である日本の協力を信じている」と述べ、特に自動車や航空、医療機器などの高度な分野での投資や技術移転に期待を示した。また、「過去10年でタイの政治は最も安定している」とし、政情安定に自信も示した。
これに対し、世耕経産相は「日本がタイの経済発展に貢献できる余地は大きい。タイ経済の活力を取り込んでいきたい」と述べた。
世耕経産相のタイ訪問に合わせ、日本企業幹部ら約570人の経済訪問団もタイに到着。初日は暫定首相を表敬訪問し、首相府でEEC計画などの説明を受けた。
タイ政府はEEC計画により、近隣国との競争激化で鈍化傾向にある外国企業の投資を促進し、景気浮揚につなげたい考え。特に日本企業の投資に期待している。
(2017年9月12日 6:23)