タイ中央銀行が11月30日発表した経済指標(速報値)によると、10月は工業生産がマイナスに転じ、民間投資や民間消費も減速した。輸出や観光業は好調が続き、景気回復が進んだと中銀は分析した。
表示 工業生産指数(MPI)の伸び率は昨年同月比でマイナス0.1%。前月は4.6%のプラスだったが、プミポン前国王の火葬式などで公休日が多かったこともあり、わずかながらマイナスに転じた。食品・飲料や集積回路(IC)、セメント・建材などの生産が減少した。設備稼働率は60.4%に前月比で3.1ポイント低下した。
民間投資指数(PII)の伸び率は昨年同月比で1.3%。前月の1.4%からわずかに低下した。
民間消費指数(PCI)の伸び率も1.4%にとどまり、前月の2.9%から低下した。
輸出額は13.4%増加し、12カ月連続のプラス。輸入額は16.6%増加し、貿易収支は45カ月連続で黒字となった。外国人旅行者数は20.9%増の272万4,000人。経常収支は37カ月連続で黒字だった。
(2017年12月1日 6:09)