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日本貿易振興機構(ジェトロ)が11月30日発表した海外の日系企業調査によると、新型コロナウイルスの影響からの回復が進み、今年の営業黒字を見込むタイの日系企業は6割を超えた。今後1~2年に事業拡大を計画する企業も4割を超えた。
世界82カ国・地域の日系企業を8~9月に調査し、タイでは製造業・非製造業の約560社が回答した。
今年の営業利益の見通しは、「黒字」が62.6%、「赤字」が21.8%、「均衡」が15.5%。「黒字」は昨年比で21.9ポイント上昇し、世界平均と同率だった。一方、「赤字」は18.0ポイント低下した。
来年の営業利益の見通しは、「改善」が46.6%、「横ばい」が43.9%、「悪化」が9.4%。「改善」は昨年比で9.2ポイント低下した。世界平均の48.3%をやや下回った。
今後1~2年の事業展開については、「拡大」が40.4%、「現状維持」が55.1%、「縮小」が3.1%。「拡大」は昨年比で8.9ポイント上昇した。世界平均の44.9%は下回った。
ジェトロは全体の調査結果について、「世界的に日系企業の業績は上向いているが、回復の勢いは力強さを欠いている」とし、「半導体やコンテナの不足など経済活動再開に伴うサプライチェーンの混乱が広範な業種に影響を与えている」と指摘した。
(2021年12月1日 9:30)