盤谷日本人商工会議所(JCC)が3日発表した日系企業の景気動向調査によると、今年の業況感指数(DI)は改善が続く見通しとなった。2018年度に増収を見込む企業は70%だった。
表示 JCC会員企業を5~6月に調査し、557社が回答した。DIは前期に比べて業況が「上向く(上向いた)」との回答比率から、「悪化する(悪化した)」との回答比率を引いた値。業況が改善した企業が多いとプラスになる。
内外需とも堅調だったことから、昨年下半期(実績)のDIはプラス34となり、前期のプラス14から大幅に改善、過去5年で最高となった。プラスは4期連続。さらに、今年上半期(見通し)のDIはプラス36に、下半期(見通し)のDIはプラス40に上昇し、業況の改善が続く見通しとなった。製造業、非製造業とも幅広い業種で改善が見込まれる。下半期はすべての業種がプラスとなる見通し。
18年度の売上高が「増加する」と回答した企業の比率は70%となり、昨年度より5ポイント上昇する見通し。税引き前損益で黒字を見込む企業も84%に上り、6ポイント上昇する見通しとなった。
また、経営上の問題点(複数回答可)では、「他社との競争激化」との回答が72%で最多。タイ政府への要望(同)は、「関税や通関に関わる制度や運用の改善」が48%で最も多かった。
(2018年8月6日 6:20)