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タイ中央銀行が5月29日発表した経済指標(速報値)によると、4月は工業生産や民間消費が落ち込み、外国人旅行者はゼロとなった。新型コロナウイルスの影響で国内経済は縮小した。
工業生産指数(MPI)の伸び率は昨年同月比でマイナス17.2%となり、前月のマイナス10.5%から落ち込みが拡大した。自動車や家電、石油製品などの生産が減少した。設備稼働率は51.9%に前月比で15.9ポイント低下した。
民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比でマイナス15.1%となり、前月のマイナス2.7%から低下した。感染拡大防止を目的とする営業規制など新型コロナウイルスの影響が広がった。
民間投資指数(PII)の伸び率はマイナス6.1%。前月のマイナス8.7%から上昇した。建設分野の投資が増えた。
輸出額は3.3%減少し、金を除くと15.9%減だった。輸入額も17.0%減少し、貿易収支は黒字を維持した。外国人旅行者数は入国禁止措置でゼロとなり、経常収支は赤字に転じた。
(2020年6月1日 8:54)