家電メーカーのタイ・ハーベル・インダストリアルは、年末に自社ブランドの液晶テレビ「アルトロン」を発売すると明らかにした。初年度に3億バーツの売り上げを目指す。
27日付クルンテープ・トゥラキットによると、販売価格を1台4,490~7,590バーツに抑え、一般的な海外ブランドより20~25%、中国ブランドより10%低く設定した。低価格の国産ブランドのテレビとしてアピールし、中低所得層の取り込みを図る。
まずはディスカウントストア(DS)の「テスコ・ロータス」の170店舗で販売する。さらに、DSの「ビッグC」や卸売店「マクロ」などにも販路を拡大する。来年初頭にはテレビの新モデルやテレビ以外の自社ブランドの家電も市場に投入したい考え。
ナリンデート副社長は「リオデジャネイロ五輪などが開催される来年はテレビ需要が拡大する」と予測。国内市場が今年見込み比3~4%拡大し、300億~310億バーツ規模となる見通しを示した。
同社はテレビや炊飯器などでプライベートブランド(PB)のOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけている。工場は中部ナコンパトム県と東部プラチンブリ県の計2工場。
海外ではインド、バングラデシュ、南アフリカに製品を輸出している。今後はCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)市場へも進出する。
(2015年11月30日 9:58)