電力設備メーカーのSCIエレクトリックは17日、ミャンマーで子会社を設立し、日本とミャンマーの官民が開発を進めるヤンゴン近郊のティラワ経済特別区に工場を建設すると発表した。
投資額は1,600万ドル(約5億8,000万バーツ)。高圧送電・通信用の鉄塔の製造と亜鉛めっき加工を手掛ける。4万平方メートルの用地を50年契約で借りて工場を建設する。
来月にも投資を開始する。まず工業団地を開発するミャンマー・ジャパン・ティラワ開発(MJTD)を通じて用地を確保する方針。
海外工場の設置は初となる。ミャンマーでは電力・通信需要が急増し、鉄塔の需要も伸びると見込んで進出する。
SCIエレクトリックは1987年設立。提携先の安治川鉄工(本社・大阪市西淀川区)が3.52%を出資している。
配電盤や送電・通信用の鉄塔、送電線などを製造し、昨年の売上高は28億2,330万バーツ。今年10月にタイ証券取引所(SET)に上場しており、調達資金をミャンマーの事業に活用する。
(2015年12月18日 9:57)