電力設備メーカーのSCIエレクトリックは12日、東京電力グループのエンジニアリング会社、東京エネシスと合弁会社を設立すると発表した。太陽光発電の関連設備の販売・設置事業を開始する。
国内で太陽光発電所の建設が活発化しており、需要の取り込みを狙って新事業を開始する。合弁会社の「SCIエネシス」を6月までに設立し、9月までに営業を開始する計画。太陽光発電用の配電・制御機器の販売、太陽光発電システムの設置を手掛ける。
合弁会社の資本金は1,000万バーツ、出資比率は両社とも40%とする。SCIエレクトリックは東京エネシスの高い技術力が強みになると期待しており、クリアンクライ最高経営責任者(CEO)は「両社の協力により、官民の顧客を獲得でき、第4四半期以降の増収に寄与するだろう」と述べた。
SCIエレクトリックは1987年設立。提携先の安治川鉄工(本社・大阪市西淀川区)が3.52%を出資している。
配電盤や送電・通信用の鉄塔、送電線などを製造し、昨年の売上高は21億1,700万バーツ。咋年10月にタイ証券取引所(SET)に上場した。インフラ関連を中心に事業多角化を目指している。
(2016年5月13日 6:38)