
通信衛星事業のタイコムは28日、8基目となる新衛星「タイコム8」の打ち上げが成功したと発表した。
米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地で27日(タイ時間28日)に打ち上げられ、予定の軌道に入った。タイコム8は重量3トンで、中継器(トランスポンダー)24台を搭載。東経78.5度の軌道位置で運用され、主に需要が伸びているアジアの放送用サービスに利用される。耐用年数は15年。
タイコムの投資額は約1億8,000万ドル。製造を米オービタルATKに、打ち上げを米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズに発注した。
タイコムは現在、「iPSTAR─1(タイコム4)」「タイコム5」「タイコム6」「タイコム7」の衛星4基を運用している。
同社は通信持ち株会社インタッチ・ホールディングスの傘下企業。タイ企業で唯一、通信衛星事業を手掛けている。
アジアを中心に需要が伸び、昨年の売上高は前年比5%増の124億5,300万バーツ、純利益は同33%増の21億2,200万バーツだった。
(2016年5月31日 7:49)