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ミネベアが逆転敗訴、課税めぐり最高裁で

 ミネベアは8日、タイの子会社NMBミネベア・タイに対する財務省国税局の追徴課税をめぐる訴訟の上告審で、最高裁判所が先月16日にミネベア側の主張を退ける逆転判決を下したと明らかにした。
 NMBミネベア・タイは2008年8月に同局から申告漏れを指摘され、5億200万バーツを追徴課税(更正処分)された。不服申し立てが却下された後、09年8月に中央税務裁判所に提訴し、10年10月に勝訴。同局は判決を不服とし、上告していた。
 投資委員会(BOI)の複数の認可事業を含めた損益通算や繰越欠損金の扱いをめぐり、BOIと同局の見解が異なり、ミネベア側はBOIの見解に従って申告していたが、最高裁はミネベア側に不利となる同局の見解を支持し、中央税務裁の判決を覆した。
 NMBミネベア・タイは、この追徴課税を含め、13年8月までの5年間に計8回にわたり追徴課税され、不服申し立てや提訴で対応してきた。追徴税額は計11億7,900万バーツに上る。
 ミネベアは「これまでBOIと協議の上、対応してきたにもかかわらず、このような結果となり大変遺憾」としている。
 8日付各紙によると、財界3団体の合同委員会(JSCCIB)は7日、最高裁判決が投資に悪影響を与える恐れがあるとみて懸念を表明。暫定政府による救済措置やルールの明確化の必要性を訴えた。

(2016年6月9日 7:29)

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