受配電機器メーカーの河村電器産業(本社・愛知県瀬戸市)は13日、タイの同業タイ・アイチ・デンキを買収すると発表した。東南アジアで販売拡大を目指し、初の生産拠点を確保する。
タイの販売会社カワムラ・エレクトリック・セルース(タイランド)とともに、タイ・アイチ・デンキの株式を取得し、傘下に収める。今月中に手続きを完了させる。買収額などは明らかにしていない。
タイでは2011年に販売会社を設立し、中国で生産した配電盤などを東南アジアで販売してきた。東南アジアに生産拠点を確保することで、物流コストの削減や納期短縮、現地向け製品の開発が可能となり、販売を拡大できると期待している。
タイ・アイチ・デンキは1972年に設立された日系メーカー。従業員は約160人。中部サムットプラカーン県に本社工場を構え、配電盤や制御盤、分電盤の生産などを手掛けている。昨年の売上高は約2億8,000万バーツ。東南アジアの日系企業を主要顧客としている。
(2016年9月14日 7:04)