音響機器メーカーのフォスター電機(本社・東京都昭島市)は19日、音響部品メーカーの日系スズキカンシ(タイランド)を買収すると発表した。
スズキカンシ(タイランド)は中部シンブリ県に本社工場を構え、スピーカー部品のボイスコイル用ボビンを主に生産している。フォスター電機は、ボイスコイル用ボビンの調達先としており、買収により基幹部品の内製化を図る。
スズキカンシ(タイランド)の株式99.99%を取得する契約を同日締結した。来月1日に取得する予定。買収額は明らかにしていない。
フォスター電機は「ボイスコイルを原材料から一貫生産することが可能となる。『音づくり』による差別化につながり、グループの競争優位性が増すと期待される」としている。
スズキカンシ(タイランド)は1996年設立で資本金2,000万バーツ。音響部品の鈴木管紙(本社・東京都東村山市)のグループ企業として設立された。昨年の売上高は1億300万バーツ。
フォスター電機のタイ法人は2社目となる。タイでは2008年に設立したフォスター・エレクトリックIPO(タイランド)がスピーカーなど自動車部品を販売している。
(2017年9月20日 6:28)