電子部品メーカーのタムラ製作所(本社・東京都練馬区)は7日、東部チャチュンサオ県ではんだ製品の工場を建設すると発表した。コスト競争力の強化を狙い、タイに独自の生産拠点を設置する。
タイでOEM(相手先ブランドによる生産)を委託しているシンガポール系ESEインダストリーズ(タイ)を買収し、同社の新工場をゲートウエー・シティー工業団地内に建設する。2期に分けて建設し、1期は来年10月、2期は2021年に完成させる。敷地面積は1万9,200平方メートル。1期の投資額は4億2,200万バーツ。はんだ材料の生産拠点とし、1期でソルダーペースト、フラックスなどの生産を開始、2期でカーボンインク、UVインク、ソルダーレジストなども生産する。
ESEインダストリーズ(タイ)は1996年に設立され、はんだ製品や化学製品を生産している。昨年度(2016年5月~17年6月)の売上高は2億3,500万バーツ。タムラ製作所は株式の84.5%を2億5,360万バーツで取得する。
タイに独自の生産拠点を設置することで、生産コストの削減や事業拡大、為替リスクの軽減などを図る。タイでは2004年に販売子会社のタムラ・コーポレーション(タイランド)も設立している。
(2017年11月8日 6:54)