米化学大手FMCコーポレーションは24日、東部ラヨン県で微結晶セルロースの工場を建設すると発表した。投資額は約1億ドル。現在は欧米で生産しており、アジアでの生産は初めてとなる。
アジアの需要拡大に対応するため、2014年第4四半期に新工場の稼働を開始する。微結晶セルロースは機能性食品や医薬品の添加物などに使われ、当初は食品・飲料用の「アビセル」を生産する予定。受注に応じて生産能力や生産品目を拡大できるように設計する。
現在は米国、アイルランドの2カ国に工場を設置している。タイ工場の稼働により、生産能力を35%引き上げる。
同社は工業用や農業用の化学品、特殊化学品などを生産し、昨年の売上高は約34億ドル。世界の従業員は約5,000人。タイでは販売会社のFMCケミカル(タイランド)を設置している。
(2012年7月26日 14:25)