エネルギー省のエネルギー事業管理委員会(ERC)は6日、9~12月の電気料金に含まれる燃料調節税(FT)を1ユニット(1時間・キロワット)当たり0.18バーツ引き上げることを決定した。電気料金が平均で5%上昇する。
首相府広報局などによると、天然ガスなど燃料の価格上昇による発電コストの増加を考慮し、FTを同0.30バーツから0.48バーツに引き上げることを決めた。
実際のコストを反映させると、0.3824バーツの引き上げが必要となるが、利用者に与える影響を緩和するため、0.18バーツの引き上げにとどめた。残りをタイ発電公団(EGAT)が負担する。105億バーツの負担増となる見込み。
電気料金の平均は3.53バーツから3.71バーツに上昇する。電気料金はFTと基本料金の合計額。同委員会が発電燃料の価格などに基づき、4カ月ごとにFTを見直している。
ディレーク委員長は、天然ガス価格が前期比で5.4%、石炭価格が同10.3%上昇したと説明。「来期(1~4月)も引き上げることになるだろう」と述べ、燃料価格上昇とバーツ安、同公団の負担を軽減する必要性を理由に挙げた。
(2012年9月10日 14:08)