国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)は29日、中国の国有石油化学大手、中国中化集団(シノケム)と提携する覚書を締結した。主に中国での合弁事業の実現を目指す。
30日付各紙によると、まず中国での特殊化学品の生産に向けた事業化調査を来月に開始し、来年初頭までに完了させる方針。自動車、電子、建設分野などでの需要を見込む。ポリウレタンの原料となるイソシアネートも検討対象とする。
中国以外も含めた石化製品の販売や生産など幅広い分野を対象に提携した。中国中化集団は特に、福建省泉州市で大規模な製油所や石化工場の建設を計画しており、PTTGCの参画に期待している。
PTTGCのアノン最高経営責任者(CEO)は「中国は石化製品の需要が伸びている成長市場。シノケムは販売・物流に、当社は生産技術に強みがあり、提携により相互に補完できる」と述べた。
(2013年7月30日 10:58)