国営石油PTTは2日、バンコク首都圏でガソリンなどの価格を1リットル当たり0.5~0.7バーツ引き上げた。レギュラーガソリン(オクタン価91)は33.44バーツと約9カ月ぶりに33バーツ台となった。
ガソリン以外では、ガソリンとエタノールの混合燃料を値上げした。新価格は、▽ガソホール95=29.84バーツ▽ガソホール91=29.04バーツ▽E20=27.54バーツ▽E85=20.32バーツ──。
軽油は27.39バーツで据え置き。バイオディーゼル燃料B5、B2の価格も据え置いた。
国際原油価格の上昇に伴い、今年のガソリン・軽油価格は上昇基調が続き、レギュラーガソリンは年初の20.79バーツから63%上昇。軽油も18.34バーツから49%上昇した。世界景気の底入れ感が強まれば、原油高となり、さらに値上がりする可能性もある。
▼販売上納金を据え置き
ネーション(電子版)によると、ワナラット・エネルギー相は同日、ガソリンなどの販売業者が石油基金に支払う上納金を当面据え置く方針を示した。「石油基金の収支は均衡している。現在の国際価格は高く、国内景気も支援できる」と説明し、小売価格の低下に期待を示した。
政府は石油基金への上納金、石油基金からの補助金を通じて小売価格の変動を抑制している。基金の残高は150億バーツに上る。
(2009年7月2日 8:13)