
資源開発の国営PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)は21日、マレーシアの沖合鉱区の権益を取得したと発表した。同国で初めて単独でオペレーター(操業主体)を務める。
同国サラワク州沖の「SK410B」鉱区が対象。3社のコンソーシアム(企業連合)を結成し、マレーシアの国営石油ペトロナスと生産分与契約を同日締結した。
3社と権益の保有比率は、▽PTTEPの香港子会社PTTEP・HKオフショア=42.5%▽ペトロナスの子会社ペトロナス・チャリガリ=42.5%▽クウェート国営のクウェート石油傘下のKUFPECマレーシア(SK-410B)=15.0%──。
同鉱区は開発が比較的容易な浅海にあり、面積は1,800平方キロ。今後3年間で探査や試掘に取り組む。
PTTEPのソンポン社長兼最高経営責任者(CEO)は「大量の天然ガスが発見され続けている地域に位置している。この権益獲得は将来の当社の成長につながるだろう」と述べた。
同社のマレーシア関連事業としては、タイ湾の国境海域に設定されたタイ・マレーシア共同開発海域(JDA)での天然ガス生産があり、ペトロナス・チャリガリとの合弁会社がオペレーターとなっている。
(2016年7月22日 7:37)