宇部興産は17日、タイで自動車部品用の樹脂添加剤を生産すると発表した。東部ラヨン県で工場を建設し、2019年の完成を目指す。
子会社の宇部マテリアルズが設立した完全子会社「宇部マテリアルズ(タイランド)」が生産する。同社の資本金は1億バーツ。先月にバンコク都内で設立した。
ポリプロピレンに添加する塩基性硫酸マグネシウムの「モスハイジ」を生産する。補強材として添加される滑石に比べ、約3分の1の添加量で済み、部品の軽量化が可能となる。
今後の需要増や樹脂メーカーの現地調達ニーズに対応するため、自動車産業が集積しているタイで生産することを決めた。
現在は山口県宇部市の工場で生産し、年産能力は3,000トン。自動車の軽量化に伴い需要が伸び、同工場でも生産能力を引き上げた。
(2016年10月18日 6:52)