国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)は7日、クラレと住友商事の2社と検討していた樹脂生産の合弁事業を実施する方針で合意したと発表した。
年内に最終決定し、来年初頭に合弁会社を設立する見込み。合弁会社が東部ラヨン県マプタプットのヘマラート・イースタン工業団地内に工場を建設し、ブタジエンを原料とする機能性樹脂を生産する。年産能力はポリアミド樹脂が1万3,000トン、熱可塑性エラストマーが1万6,000トンとする。
クラレは独自にイソブチレンを使ったポリウレタン原料の生産も検討している。年産能力は5,000トンの見込み。PTTGCからイソブチレンの供給を受け、合弁会社の工場敷地内で生産する方針。
3社の幹部は5日、ソムキット副首相、投資委員会(BOI)のヒランヤ長官と東京で会談し、東部経済回廊(ECC)計画で適用される投資優遇措置の説明を受けた。
(2017年6月9日 6:45)