エタノール製造大手タイ・アグロ・エナジー(TAE)は11日、中部スパンブリ県の工場で廃水流出事故が起き、製品を供給できなくなったと明らかにした。
同社は主に自動車燃料用にエタノールを生産している。すでに在庫が尽き、販売できない状態となった。
同工場で1日、豪雨により土堤が決壊。貯水池からエタノールを蒸留後の廃水が流出し、住宅地や農地に広がった。工業省から操業停止と施設改善、周辺の環境浄化を命じられた。
周辺住民が悪臭などで体調を崩したり、農作物が枯れる被害が出ており、同県などと対応に追われている。補償金が必要となる見通し。
(2017年10月12日 6:26)