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素材最大手サイアム・セメントは20日、新型コロナウイルスの感染防止対策として、タクシーの運転席と後部座席を仕切るアクリル樹脂製のパーティションを投入したと発表した。
子会社のSCGケミカルズと三菱ケミカルの合弁会社タイMMAが開発し、タクシー事業者向けに販売を開始した。運転席と後部座席をほぼ完全に仕切り、飛沫(ひまつ)の拡散を防止。運賃を受け渡しする小窓だけ開けている。タクシーの車種ごとにデザインし、購入者が簡単に設置できるようにした。
高品質なアクリル樹脂を使用し、透明度や耐久性、防汚性に優れる上、軽量なのも特長という。アクリル樹脂板と同様に三菱ケミカルの「シンコライト」ブランドで販売する。今後の感染再拡大の収束とタクシー利用の増加に伴い、需要が伸びると予想している。
タイMMAは1997年1月設立。東部ラヨン県のマプタプット工業団地内に工場を構え、アクリル樹脂板やアクリル樹脂のメチルメタクリレート(MMA)などを生産している。
(2021年9月21日 9:31)