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AGC(本社・東京都千代田区)は6日、カセイソーダなどのクロール・アルカリ事業を強化するため、タイで新会社が生産能力増強に1,000億円以上を投資すると発表した。
新会社は7月に設立予定の「AGCビニタイ」。AGCが65%以上、国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)が35%以下を出資する。新会社に統合する生産会社2社の計2工場を増強し、2025年第1四半期に稼働を開始する。
2社はカセイソーダなどを生産するAGCケミカルズ(タイランド)と、塩化ビニール樹脂(PVC)などを生産するビニタイ。生産能力の増強により、AGCグループの東南アジアでの年産能力は、カセイソーダが142万トンから164万トンに、PVCが120万トンから160万トンに、塩化ビニールモノマー(VCM)が130万トンから170万トンに高まる。
東南アジアで増加する需要の取り込みを目指し、大型投資を決定した。1,000億円以上の投資額はAGCグループとしては過去最高となる。
AGCによると、カセイソーダやPVCは上下水道などの都市インフラ整備や多様な工業製品に欠かせず、東南アジアでは年間4%の市場成長が見込まれるという。
(2022年5月9日 9:07)