ラオス南部アタプー県で23日夜、建設中の水力発電所のダムが決壊し、下流域で少なくとも数人が死亡、数百人が行方不明となった。タイ企業が参画し、タイ向けの発電所として建設されていた。
この発電所はセピアン・セナムノイ水力発電所。事業主体に出資している発電会社ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング・ホールディングによると、大雨が続き貯水量が増え、長さ770メートルのダムが決壊したという。発電所は90%が完成し、来年に営業運転を開始する予定だった。
国営ラオ通信(KPL)によると、50億立方メートルの水が流出し、6つの村が浸水、1,300世帯(6,600人)以上が家屋を失った。
同発電所は出力410メガワット(MW)。電力の90%がタイ発電公団(EGAT)に販売される。建設費は10億2,000万ドル(約340億バーツ)に上る。
事業主体のセピアン・セナムノイ・パワー(PNPC)には、ラチャブリが25%、韓国のSKエンジニアリング&コンストラクションが26%、韓国西部発電が25%、ラオス政府が24%を出資している。
(2018年7月25日 6:25)