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イハラニッケイ化学工業(本社・静岡市清水区)はこのほど、東部ラヨン県で新工場の起工式を行った。タイでアラミド繊維原料の生産体制を増強する。
現地法人のイハラニッケイ・ケミカル(タイランド)が同県マプタプットのWHAイースタン工業団地内に第2工場を建設する。アラミド繊維などの原料となる塩化テレフタロイルを生産する。来年12月の完成と2021年の生産・販売開始を予定している。今年7月に投資委員会(BOI)から事業認可を取得した。
既存工場も同工業団地内にあり、昨年9月に完成した。防護服や建材、自動車部品などに使われるアラミド繊維の原料を生産するため建設され、イハラニッケイ化学工業にとって海外で唯一の工場となった。第2工場で生産品目を拡充する。
イハラニッケイ化学工業は農薬メーカー、クミアイ化学工業の子会社。主要顧客のタイ進出を機に現地生産に乗り出し、16年11月に現地法人を設立した。
(2019年12月25日 8:36)