広島信用金庫は7月30日、日本の金融庁の規制緩和を受け、取引先企業のタイ子会社に対する直接融資を開始したと発表した。中国、四国、九州の信金では初のケースという。
自動車部品メーカーの久保田鉄工所(本社・広島市安芸区)の子会社クボタ・アイアン・ワークス・タイランドなど取引先2社の子会社に対し、同29日に融資を実行した。いずれも運転資金に充てられる。
このほか、自動車用ボルト・ナット製造の中国精螺(同・東広島市)、自動車用金型製造の平岡工業(同・広島市安佐南区)の各子会社にも融資する。
金融庁は今年2月、信用金庫と信用組合による取引先の海外子会社に対する直接融資の解禁を決定。中小企業の海外事業を支援するため、親会社を通さず融資できるよう規制を緩和した。
(2013年8月5日 10:02)