27日の株式市場は9営業日続落。過去約15年で最長の値下がりとなった。タイ証券取引所(SET)の総合株価指数、SET指数の終値は前日比2.65%安の1293.97。約9カ月ぶりに1300ポイントを割り込んだ。
新興国市場からの資金引き揚げに警戒感が強まっている上、26日発表された輸出額が予想を下回り、国内経済の減速見通しも嫌気された。外国人投資家が8億9,001万バーツの売り越し、国内の機関投資家も10億1,403万バーツの売り越し。売買代金は376億8,784万バーツだった。
ほぼ全面安の展開となり、通信、建設、食品、保険などが大きく下げた。値下がり銘柄は706、値上がりは112、変わらずは63。通信大手トゥルー・コーポレーションが8.78%安、素材最大手サイアム・セメントが3.66%安など大型株も大きく売られた。
対ドル・バーツ相場も続落。1ドル=32.19バーツまで一時下落し、約3年ぶりの安値水準で取引された。長期債券相場も下落し、10年物国債利回りは4.28%に0.13ポイント上昇した。
SET指数は昨年5月から上昇傾向が続いていたが、今年5月に1600ポイント台に達した後、下落傾向に転じ、年初来高値から21%下落した。バーツ相場も4月の直近のピーク時から12%下落している。
(2013年8月28日 9:33)