コーン財務相は3日、中国最大手の商業銀行、中国工商銀行(ICBC)が計画するACL銀行の過半数株の取得について、「許可を検討する用意がある」と前向きな姿勢を示した。
4日付各紙によると、「銀行業の発展につながるなら」と条件を付ける一方、「ICBCが買収すれば中国との貿易や投資の拡大につながる」と期待を示した。
ICBCはバンコク銀行からACL銀の19.3%の株式を取得することで合意済み。財務省の30.6%の保有株なども買い取り、経営権を取得する方針。
外資の国内行に対する出資比率は49%までに規制されているが、タイ中央銀行と同省が許可すれば、さらに出資比率を高めることができる。
マレーシアの金融大手CIMBグループは昨年11月にバンクタイ(現CIMBタイバンク)株の42.13%を取得して筆頭株主となった後、中銀と同省の許可を得て株式公開買い付け(TOB)を実施。出資比率を93.15%まで高めた。
(2009年7月5日 6:25)