アユタヤ銀行は10日、米金融大手GEマネー傘下のノンバンクGEマネー・タイランド(GEMT)など消費者金融2社を買収すると発表した。消費者金融事業を強化し、融資残高に占める比率を来年末までに50%に引き上げたい考え。
GEMTの買収額は137億4,810万バーツ。来月20日の株主総会とタイ中央銀行の承認を得て実行する。
同行のウィラパン会長は「消費者金融で国内最大手のGEMT買収により、競争力と資産規模を強化することができる」と述べた。
GEMTの消費者金融市場でのシェアは、個人向け融資が15%、販売金融が28%。クレジットカードは175万枚を発行し、シェア17%を占めている。
同行には米GEキャピタルが33%出資しており、これまでもGEグループとの国内事業の統合を進めてきた。
▼AIG系CFGSも買収
同行は米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下でバイク、自動車、農業用トラクターなどのローン事業を手掛けるCFGサービシーズ(CFGS)の買収も発表した。
AIGグループから全株式を9月末までに取得する計画。買収後の融資残高に占める消費者金融の比率は36%となる。
CFGSは2004年に設立され、地方でバイクローンなどを手掛けるシーサワット・インターナショナル(1991)を07年に買収した。支店数は163、融資残高は14億6,290万バーツ。地方の低所得者を主要顧客としている。
(2009年7月12日 6:11)