タイ中央銀行のウィラタイ総裁は、急速なバーツ安を防止するため、ドル売り・バーツ買い介入を繰り返していると明らかにした。
13日付各紙によると、対ドル・バーツ相場は1ドル=33.2バーツ台となり、今年に入って約2%低下。約9カ月ぶりの低水準となっている。市場介入や為替変動により、外貨準備高は4月の2,150億ドルから先月は2,070億ドルまで4%減少した。
同総裁は、新興国から資金が流出する動きが続いているが、タイは高水準の外貨準備高などが奏功し、通貨の下げ幅が比較的小さいと指摘した。
ただ、不安定な状態が当面は続くと予想し、特に米中貿易摩擦の行方とタイ経済に与える影響を注視していると明らかにした。
(2018年7月16日 6:42)