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酒造最大手タイ・ビバレッジとオランダのビール大手ハイネケンは19日、両社がそれぞれ計画しているシンガポール企業と傘下企業の買収を互いに認めることで合意したと発表した。
タイ・ビバレッジはシンガポールの飲料・不動産大手フレイザー&ニーブ(F&N)を買収する計画。ハイネケンはF&Nとの合弁会社のビール大手アジア・パシフィック・ブルワリーズ(APB)の買収を計画している。
APBを傘下に収めるため、互いに買収の阻止に動く可能性があったが、両社の合意でそれぞれの買収計画が実現する見通しとなった。タイ・ビバレッジはAPBを傘下に収めることは断念したもようだ。
タイ・ビバレッジは子会社などを通じてF&Nの30.36%の株式を保有しており、残る全株を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施する。
買収により、F&Nがアジア太平洋地域で展開している食品・清涼飲料事業を獲得するのが最大の狙い。これまで強化に取り組んできた非アルコール飲料事業や海外事業を大幅に拡大する。
(2012年9月20日 13:19)