タクシン元首相は24日、政府による実質的な高値買い取りとなるコメの担保融資制度について、「事業費の3倍の経済効果がある」と述べ、今後数年間は継続すべきだとの考えを示した。
25日付各紙によると、巨額の予算に批判の声が相次いでいる点について、「お金を浪費しているわけではない」とし、政府備蓄米の売却による収入や内需拡大、世界経済減速の影響を緩和する効果などにより、予算を上回る利益を得られると訴えた。
インラック政権は昨年10月に同制度を復活させた。最大の狙いは支持基盤の農家の所得向上。タクシン氏は「国民の4割がコメ農家。彼らは貧しく、生活向上のチャンスを与えてほしい」と述べた。
(2012年9月26日 13:30)