
味の素は16日、中部アユタヤ県のうま味調味料の新工場と中部サラブリ県の缶コーヒーの新工場がそれぞれ完成し、稼働を開始したと発表した。
アユタヤ県では子会社のタイ味の素が53億9,000万バーツを投じ、うま味調味料「味の素」の新工場を建設した。敷地面積は約204万平方メートル、延べ床面積は約27万平方メートル。従業員は568人。
タイや周辺国の家庭用の需要拡大に対応し、「味の素」を増産する。年産能力は6万4,000トン。タピオカでんぷんを原料に使い、生産から包装まで一貫して手掛ける。包装工場なども含め、同社の工場は5県の計7工場となった。
サラブリ県では子会社のタイ味の素販売が14億700万バーツを投じ、既存工場の付近に第2工場を建設した。缶コーヒー「バーディー」を増産する。敷地面積は約4万3,000平方メートル、延べ床面積は約2万平方メートル。従業員は約100人。
国内需要の拡大に備えるため、2工場の体制とし、年産能力を7億5,000万本に倍増した。タイ産の生豆を主原料に使い、焙煎、抽出、調合、充てんの一貫生産体制を整えている。
タイの味の素グループは、「味の素」と、風味調味料など「味の素」以外の調味料、コーヒー飲料を事業の3本柱としている。
(2013年7月17日 7:11)