
日清食品ホールディングスは1日、中部パトゥムタニ県で即席麺の新工場の稼働を開始したと発表した。新たに袋入りの即席麺を生産し、国内市場に参入する。
完全子会社のタイ日清がナワナコン工業団地内に新工場を建設した。投資額は約12億バーツ。敷地面積は6万7,531平方メートル、延べ床面積は1万6,056平方メートル。カップ麺と袋入り麺を生産する。
これまでのカップ入りに加え、新たに袋入りを投入する。「うまみのある麺」「濃厚なスープ」をコンセプトに、「トムヤムクンサーブ」など3種類を開発した。価格は6バーツ。即席麺市場のうち、袋入りは9割を占め、うち9割が6バーツの製品という。
タイ日清は1994年設立。消費財大手サハ・パタナピブン・グループとの合弁会社だったが、2011年に日清が同グループから株式を買い取り、完全子会社化。生産・販売体制を強化するため、資本金を約6倍の18億5,000万バーツに増強し、独自の新工場を建設した。
同グループは傘下企業が「ママー」ブランドの即席麺を生産し、国内市場で5割以上のシェアを持つ。タイ日清からの出資引き揚げについて、赤字経営を理由に挙げていた。
(2013年8月2日 11:09)