米通商代表部(USTR)は6月30日に発表した「2008年特恵関税(GSP)見直し報告書」で、タイの加工済みのサバを対象から除外した。
米国での市場シェアが56.1%と、適用条件の上限50%を超えたため。輸入額は1,390万458米ドルだった。今月1日から輸入関税3%が課せられている。
タイ海運業協会(TNSC)のパイブーン会長は、「加工サバの主要輸出先はアジアと欧州諸国のため、GSP除外による影響は軽微」と述べた。商務省貿易局のアンチャナ副局長は、「今年は輸出が落ち込んでいる。来年には再度GSPが適用されるだろう」と見通しを示した。
米国が今回の報告書でGSPから除外したのは6カ国の12品目。インドの亜鉛チューブ・パイプ、インドネシアのポリエチレン・テレフタレート(PET)なども含まれ、対象品目の昨年の輸入総額は2億9,000万米ドルだった。
米国は1974年にGSPを導入し、131カ国の約5,000品目に適用している。米国のGSP適用品目の昨年の輸入額は317億米ドルだった。
(2009年7月2日 8:10)