
サッポロビールは22日、東部サケオ県でキャッサバを原料とするエタノールの試験工場が完成したと発表した。
磐田化学工業(本社・静岡県磐田市)と開発した高温発酵酵母を使い、熱帯地域で効率的にエタノールを生産する実証事業に利用する。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、両社が2016年2月まで実施する。
工場はEBPエタノール社のタピオカでんぷん工場の敷地内に設置され、年産能力80キロリットル。キャッサバからでんぷんを抽出した残りかすのキャッサバパルプを原料として活用する。製造技術の有効性を実証し、商業生産用の工場も設計する。
東南アジアで燃料用に製造技術を普及させるのが目標。実証事業の予算約7億円のうち、約5億円をNEDOが負担する。
(2014年4月23日 9:19)