
讃岐うどん店「丸亀製麺」などをチェーン展開するトリドール(本社・神戸市中央区)は19日、タイ進出が成功し、うどん店の市場でシェア60%を獲得したと明らかにした。積極的な出店を続け、地方でも市場開拓を図る。
2012年1月に「丸亀製麺」のタイ1号店を開業し、24店まで店舗網を拡大してきた。タイ市場でうどんが浸透し始め、1カ月に1.5店のペースに出店を加速。年内に30店を超える見通しとなった。地方では東部チョンブリ、ラヨン両県の計2店にとどまっているが、来年から地方でも出店を強化する。3年以内の65~70店体制を目標としている。
タイでは不動産開発のブティック・グループ・オブ・カンパニーズとの合弁会社ノドゥ・フーズが店舗を展開している。今年の売上高は昨年の約3億バーツから5億バーツに増える見込み。
この日はバンコク都心の大型ショッピングセンター「セントラル・ワールド(CW)」で17日に開業した24号店で記者会見し、トリドールの粟田貴也社長は「今後も手作り、出来たての料理と、おもてなしのサービスを提供し、タイでナンバーワンの外食企業を目指してチャレンジを続けていく」と述べた。
「丸亀製麺」の店舗数は日本が779店、海外が11カ国・地域で109店。海外店舗を18年までに250店とする方針。タイは店舗数が中国の25店に次いで海外で2番目に多く、東南アジアの最重要市場と位置付けている。
(2015年6月22日 9:58)