
「ママー」ブランドの即席麺最大手タイ・プレジデント・フーズは、日本のラーメン店「ラーメン魁力屋」のタイでのチェーン展開を計画している。同社の外食事業は初めてとなる。
本格的な出店を前に、バンコク都内で25~28日に開催された大手財閥サハ・グループの展示会「サハ・グループ・フェア」に出展。しょうゆラーメンやみそラーメンなどを1杯150バーツで試験販売した。
日本の運営会社の魁力屋(本社・京都市北区)と合弁会社を設立し、タイ1号店を年内に都内でオープンする計画。1,500万バーツを投じ、50席程度の店舗とする方向で検討している。
即席麺市場が飽和状態に達し、今後は大きな増収を見込めないため、事業多角化を狙って外食事業に参入する。
日本食ブームでラーメン店が増加し、競争が激化しているが、さらに市場が伸びると予想。本業を生かしてコストを抑えることで、十分な競争力も確保できるとみている。
魁力屋は2005年に京都市内で1号店を開業した。豚の背脂や細麺、京都の九条ネギの使用が特徴。関西と関東を中心に日本で54店を展開している。海外店舗はタイが初となる。
(2015年6月30日 9:50)