工業省サトウキビ・砂糖委員会事務局(OCSB)は、砂糖産業の抜本的な制度改正を目指している。
19日付バンコクポストによると、利益の7割をサトウキビ農家、3割を製糖業者に与える1984年以降の利益分配制度は廃止する方針。価格変動時にサトウキビ・砂糖基金を使って制度を維持しているため、世界最大の砂糖生産・輸出国のブラジルが補助金に当たるとして、世界貿易機関(WTO)に提訴する構えを見せており、阻止するのが狙い。廃止を決定しても、実際の廃止は数年後になるとみられている。
また、国内用と輸出用の砂糖の割当制度も廃止し、代わりに国内用の備蓄制度を導入する方針。国内の価格統制も見直し、国際価格を反映しやすい制度とする。
(2016年9月20日 7:20)