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スイスの食品世界最大手ネスレの現地法人ネスレ(タイ)は、ミネラルウオーター「ミネレ」に再生原料のペットボトルを採用すると明らかにした。飲料水の容器に100%再生ペットボトルを導入するのは、国内で初めて。
回収した使用済みペットボトルを選別し、粉砕、異物除去などを行い、9段階の洗浄や加熱などの工程を経てペレットにする。その後、ペレットを成型し、ミネレの容器「rPET」として再利用する。
ペレットは米食品医薬品局(FDA)、rPETは保健省食品医薬品委員会(FDA)の衛生基準を満たしている。ネスレは、「不純物のない、清潔で環境にやさしいペットボトル」とアピールした。
ペットボトル本体のほか、ふたやラベルまですべてに再生原料を使用する。2025年までに、国内で販売するすべてのミネレの容器をrPETに切り替えたい考え。
18日付プーチャッカーンなどによると、再生原料のペットボトルを採用することで、ペットボトル生産時のエネルギー消費量を80%、二酸化炭素(CO2)排出量を24%削減できると試算している。また、年間1,200トンのプラスチックごみの削減も見込む。
同社はペットボトルの回収を促進するため、コンビニエンスストア最大手の「セブン-イレブン」とキャンペーンを実施中。「ボトル・メイド・フロム・ボトルズ」として、バンコク都内50カ所のセブン-イレブンに、ミネレの使用済みペットボトルの回収ボックスを設置している。
ネスレ(タイ)は、包装廃棄物の回収とリサイクルシステムを構築する「PROタイランド・ネットワーク」にも参加している。
(2023年7月19日 5:20)