
農機大手のクボタは23日、東部チョンブリ県で油圧機器など部品の新工場を建設すると発表した。国内のほか、米国など海外の生産拠点に油圧機器を供給する拠点として活用する。2014年1月の稼働開始を予定している。
現地法人のクボタプレシジョンマシナリー(タイランド)(KPMT)が、3億9,000万バーツを投じてピントン工業団地内に建設する。敷地面積は3万5,000平方メートル、建屋面積は7,800平方メートル。従業員数は16年に170人を計画している。
トラクター用油圧シリンダーを16年に年間12万台、油圧バルブを同14万台、トランスミッションを2万台生産する。
KPMTは昨年4月に設立され、同県のアマタナコン工業団地内の賃貸工場でトラクター用油圧シリンダーを生産している。年産能力は5万台。
クボタは、タイ以外の農機の海外生産拠点でも高品質でコスト競争力が高い油圧機器の必要性が高まっているため、油圧シリンダーの生産を増強するとともに、タイで新たに油圧バルブとトランスミッションを生産する。コスト競争力の強化と安定供給により、世界で農機事業を拡大したい考え。
KPMTは資本金1億2,000万バーツ。クボタの完全子会社のクボタ精機が全額を出資した。近接するサイアムクボタコーポレーション(SKC)の工場に製品を供給している。新工場の稼働に伴い、現在の工場は来年12月に閉鎖する予定。
(2012年7月24日 13:00)