
ヤマハの現地法人サイアム・ミュージック・ヤマハは8日、オーストリアの高級ピアノメーカー、ベーゼンドルファーの製品の販売を開始したと発表した。高級製品でラインアップを拡充し、主力の楽器販売で増収を目指す。
ベーゼンドルファーは1828年に設立された老舗メーカー。ヤマハの日本本社が2008年に買収した。東南アジアで輸入販売するのはタイが初めて。アジアでは日本、中国でも販売されている。
高級ピアノの需要を見込み、まず受注生産される「ハミングバード」を販売する。価格は550万バーツ。1年かけて手作業で生産される。10万バーツ前後の製品が売れ筋のヤマハのピアノと合わせ、ラインアップを強化する。
サイアム・ミュージック・ヤマハは楽器販売とヤマハ音楽教室の運営を手掛け、楽器販売が売上高の95%を占める。昨年の楽器販売の売上高は約15億バーツで国内シェア5割。今年は15%の増収を目標としている。
ヤマハ音楽教室のネットワークも拡充する方針。サイアム・コンラカーン・ミュージック・スクールの名称で88校を運営しており、2015年までに100校に増やす。若者向けのヤマハ・ポピュラー・ミュージック・スクールも7校を運営している。年内にそれぞれ2校、3校を増設する。
(2013年7月9日 7:54)