半導体製造装置・電子部品のアピックヤマダ(本社・長野県千曲市)は20日、2011年の大洪水で被災し、事業を停止した完全子会社アピックヤマダ・タイランドの事業を再開すると発表した。
中部アユタヤ県のロジャナ工業団地内の工場を借り、精密プレス加工事業を年内に開始する。自動車・電機業界を中心にプレス加工の需要が高まっているため事業を再開する。2017年度の売上高を約2億円と見込む。
アピックヤマダ・タイランドは同工業団地内の工場で半導体部品のリードフレームや金型などを生産していたが、被災後の11年12月に事業を停止していた。
アピックヤマダは、同工場の復旧には多額の費用と時間がかかる上、同じ工業団地内の取引先が閉鎖を決めたため、事業継続が困難と判断。工場を売却し、タイから事実上撤退していた。
(2013年8月21日 9:46)