
新日鉄住金は25日、東部ラヨン県の工場で家電・建材用の高耐食性めっき鋼板「スーパーダイマ」を生産すると発表した。投資額は約30億円。海外生産は初となる。
オーストラリアの鉄鋼大手ブルースコープ・スチールとの合弁会社傘下のNSブルースコープ(タイランド)が溶融亜鉛めっきラインを改造し、来年第3四半期に生産を開始する。
「スーパーダイマ」は亜鉛を主成分にアルミニウム、マグネシウム、シリコンを含む合金めっきを施し、従来の溶融亜鉛めっき鋼板より耐食性を高めた新日鉄住金の独自製品。現地生産により、家電・建材用の薄板分野で顧客ニーズへの対応力を高める。
新日鉄住金は昨年、ブルースコープ・スチールが東南アジアと米国で展開している建材事業を両社の合弁事業とした。
NSブルースコープ(タイランド)=旧ブルースコープ・スチール・タイランド=は、同県のマプタプット工業団地内に工場を構え、溶融亜鉛めっき鋼板、塗装鋼板を生産している。
(2014年4月28日 9:30)