インド系鉄鋼大手タタ・スチール(タイランド)は28日発表した昨年度(2013年4月~14年3月)の連結決算で、純利益が3,079万バーツとなり、5年ぶりに黒字転換した。前年度は4億5,455万バーツの赤字だった。
売上高は前年度比7.4%増の254億4,010万バーツ。鉄筋に使われる棒鋼の販売が伸び、3年ぶりの増収となった。販売量は同10%増の129万8,000トン。地方での販売や周辺国への輸出も増加した。
建設用の国内需要が伸びた上、商務省が安価な中国製品に対する暫定的な反ダンピング(不当廉売)税を適用したことも業績回復につながった。中国製の低価格な鋼材の大量流入で打撃を受けていた。
(2014年4月29日 9:37)