素材最大手サイアム・セメントと段ボール製造大手レンゴー(本社・大阪市北区)は6月30日、タイの合弁会社を通じてベトナムの軟包装材の大手メーカー、ティン・タイン・パッキング(BATICO)を買収したと発表した。
合弁会社の段ボールメーカー、タイ・コンテナーズ・グループ(TCG)の子会社TCフレキシブル・パッケージング(TCFP)が、BATICOの株式の80%を既存株主から取得した。買収額は約15億バーツ。
BATICOはベトナム南部のロンアン省に本社工場があり、食品や日用品に使われる軟包装材を生産している。年産能力は約2億3,000万平方メートル、2014年度の売上高は約9,540億ドン(約14億4,000万バーツ)。軟包装材は東南アジアで需要増が見込まれ、サイアム・セメントとレンゴーは軟包装材事業を強化するため買収した。
TCFPは軟包装材事業の持ち株会社として設立され、TCGが75%、レンゴーが20%、レンゴーの 完全子会社で軟包装材メーカーの朋和産業が5%を出資している。TCGにはサイアム・セメントの子 会社SCGパッケージングが70%、レンゴーが30%を出資している。
(2015年7月1日 9:46)