東レは30日、タイ現地法人の商社、東レ・トレーディング(タイランド)が東南アジアを対象にフィルム製品の在庫管理や流通、加工などを一括したサービスを開始したと発表した。
東レグループは東南アジアで工業・包装用のポリエステルフィルムなどを生産販売しており、提携先と協力し、裁断など一次加工や在庫管理、小口配送などに一括して対応できる体制を整えた。これまでは原反(加工前のフィルム)をコンテナ単位で専門商社に販売していた。
日系のフィルム原反メーカーでは初の取り組みという。顧客ニーズへの対応や納入の迅速化などサービス拡充により、東南アジアでの工業・包装用フィルムの売上高を2018年度に40億円、20年度に80億円に引き上げる計画。
東南アジアでは自動車、情報技術(IT)製品向けの市場成長が見込まれ、市場の変化や高機能・高品質化のスピードに対応するには、サービス体制の強化が必要と判断した。
(2016年5月31日 7:42)