タイ鉄鋼協会(ISIT)は3日、タイへの鉄鋼製品の輸出が急増している4カ国にダンピング(不当廉売)の疑いがあり、暫定政府に対策を要望したと明らかにした。
4日付バンコクポストによると、4カ国はトルコ、ブラジル、イラン、エジプト。今年の4カ国からの輸入量は昨年の25万トンから40万トンに増加する見通し。原産地を偽り、安価な中国製品が輸出されている可能性もあるという。中国製品には商務省が反ダンピング税を適用している。
同協会は、国内需要が伸び悩む中、鉄鋼製品の輸入量は増加傾向にあり、国内メーカーに与える影響を緩和するには、輸入規制の強化が必要と訴えている。
(2016年6月6日 6:56)